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組合役員のなり手不足について

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1.管理組合役員の成り手不足

役員不足の理由は個々のマンションの事情により異なりますが、マンション管理に対して無関心な区分所有者が多いこと、マンション居住者の高齢化、住戸の賃貸化・事務所化など、住まい状況が多様化していることなどが原因と考えられます。管理組合役員の成り手不足により、管理組合運営の困難さがますます増加しています。

2.役員の選定方法

本来、役員の選任についは立候補が基本ですが、その立候補者が不足しているため、輪番や推選の制度が多く用いられる傾向にあります。

(1)立候補制

立候補制(公募制、自薦制)は民主的な方法ですが、多くの立候補者を立てられるような管理組合活動が活発な状態でないと、一部の人が独占的に理事を継続する恐れもあります。

(2)輪番制

輪番制(持ち回り制、順番制)は、役員の候補者がない管理組合では、多く採用されている方法です。メリットとして、組合員全員が役員を経験することにより、建物等の維持管理や管理組合の運営についての意識を高め、マンション管理に対して理解を深めるという効果があります。デメリットとしては、仕事や家庭の事情から役員として活動できない組合員の対処や、そこに住んでいない組合員は役員になる資格がないため、役員として苦労した他の組合員からは不公平感・不満がでる等の問題もあります。

(3)推選制

推選制(他選制)は、例えば理事長の推選、理事会推選や組合員○名以上の推選が必要とする方法です。トラブルを起こしている区分所有者や、管理組合の運営に不満を感じている区分所有者の単独立候補はなくなりますが、特定のグループが常時役員となる可能性は排除できません。

3.役員輪番制の問題点と解決策

輪番制による組合活動参加意識の向上のメリットもありますが、役員が1~2年交代では管理組合が継続性、主体性をもって公平、迅速に各種問題に取組むことが難しく結果として管理会社に任せきり、頼り切りとなって、自主的な管理運営が困難となる場合が多くあります。例えば、管理費・修繕積立金の改正が必要であっても、実際の改正は本年度に行わなく次年度以降に実施することとして、実際に改正が見送られる事もあります。
問題点の解決の事例としたマンション管理士の活用があります。仙台市内の某マンションでは、マンション管理士と顧問契約をして新役員には今までの理事会審議の経緯を説明するとともに、相談、アドバイス、指導等の業務により継続的な管理組合運営を実施しています。また、理事会等で管理運営に関する勉強会をマンション管理士が講師となり実施し、新役員の管理に対する理解を深めています。

4.強制的に役員を募るのは一時的効果

役員不足の解決策として、役員をしない人にペナリティ(協力金の負担など)を与える、役員に報酬を支払う、外部居住者に役員資格を付与し交通費を支給する、賃借人を役員とするなどがありますが、強制的に役員を募る方法は一時的な効果しかありません。
役員のなり手がいなく困窮している場合、信頼できる外部の専門家(マンション管理士等)に理事・監事等として管理運営の一部を担ってもらう場合もあります。
管理規約で区分所有者以外の選任も可能にする必要はありますが、専任的に業務をこなしてくれる役員を有償で雇うことも考えましょう。是非、弊事務所にご相談下さい。

相談についてはお問い合わせフォームをご利用ください TEL 022-265-4321

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